
今日はちょっと、
「今の山田が、どうやってできたのか」
そんな話をしてみます。
……と言っても、たいした話じゃないです(笑)。
小学校1年生くらいの頃。
父と銭湯に行ったときのことです。
服をロッカーに入れて、お風呂に入った。
お風呂から出て、自分のロッカーを開けようとした。
……開かない。
「あれ? おかしいな」
何回やっても開かない。
「ここに入れたはずなんだけどなあ」
と思って、上下左右のロッカーも開けてみた。
でも、やっぱり開かない。
それで父に言ったんです。
父が銭湯の人に話してくれました。
すると、
「そんなはずはない」
「入れた場所を間違えて覚えてるんじゃないか」
みたいなことを言われた。
そしたら父が、急に大きな声で、
「うちの息子がそう言ってるんだから、そうなんだ!息子のせいにするな!」
って。
……すごい親父です(笑)。
ところがです。
結局、私が間違えてました(笑)。
全然違うロッカーを開けたら、普通に服が出てきた。
もう、恥ずかしい。
他のお客さんもいるし、ちょっとした騒ぎにもなってる。
「父さん、ごめん……」
って思いました。
でも父は、そのあと何も言いませんでした。
普通「お前いい加減にせえよ」くらいは言うと思うんですが・・・
今の私が、あのときの父の言葉
「うちの息子がそう言ってるんだから、そうなんだ!息子のせいにするな!」
を聞いたら、
「この人にはかなわんな」
って思うと思います。
何かを買ってくれたとか、何か物をくれたとか。
そういうことじゃないんですよね。
ただ、
「いざとなったら、自分が守る」
という姿を見せてくれた。
たぶん私は、そういう目に見えないものを、
大切にしたいと思うようになったのかもしれません。
今日、急に思い出しました。